どうも写真家のトウユウジ(@ugto310)です!
せっかくカメラを買ったけど、「旅行のときしか使わない」、「結局オートで撮ってるし、重いから家で眠ってる・・・」そんな方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、テンションの上がるボケのある写真の撮り方をわかりやすく説明します!
オートで撮ってもボケない!まずはボケを体感してテンションを上げる!
結論から言うと、F値を小さくすればボケます・・・と、専門用語で終わらせては意味がありませんね。
ここではボケを撮るための大枠をお伝えします。
F値を小さくって何?
F値というものは、F.2.8、F.5.6、F.11、というように数字の大小を変更することができます。
ボケのある写真を撮りたければF値は小さく、ボケの少ない写真を撮りたければF値を大きくする。
というように、F値を知ることによって写真の幅が広がります!
F値が小さければボケて、大きければボケない。
このことを念頭に、実際に撮ってみましょう!
とりあえず撮ってみよう!
何ごとも体感することが大事ってことで、家の中を想定してさっそく実践です!!
撮影は『絞り優先モード』で行います。
※本体の切り替えダイヤル、メニュー内から変更。Nikon=A Canon=Av OLYMPUS=A SONY=A ほとんど『A』がつく。
以下の写真では、メガネにピントを合わせた状態でF値を変えています。
F2.8
F5.6
F11
F22
このようにF2.8(F値が小さい)状態では背景が大きくボケ、F22(F値が大きい)状態ではボケが少ないことがわかると思います。
集合写真や、背景に何が写っているかも伝えたい場合は、F値を大きく。
ポートレートなど撮りたいメインを際立たせたいときはF値を小さくするなど、撮りたいイメージに近づけることができるはずです。
では、なぜF値を小さくするとボケるのか。その理由は・・・。
F値はピントが合う幅を変えるもの
先ほどの写真を見比べると、F値の大小によってピントの合う幅が変わっていることがわかると思います。
「ボケの大きな写真=F値が小さい=ピントの合う幅が狭い」
この理由があることによって、ボケを意図的に撮影することができるというわけです。
まとめ
ボケの大きな写真を撮るときのコツは
- F値を小さく=ボケが強い
- メインと背景の距離を離すことで大きくボケる
- 望遠側であればあるほどボケる
上記3つを意識すればボケは思うままに写し出すことができます。
家にあるものでも充分練習になるので、テーブルフォトなどで手軽に始めることをオススメしますよ!
写真を楽しみましょう!