頻繁に買い替えることはないパソコン、できることなら失敗したくないし、長い間使っていきたい!
そんな方の選択肢になればと、今回はHP(ヒューレットパッカード)が販売しているHP Envy x360 14-fa(AMD)のレビュー記事をお届けします。
こんな人におすすめ!
- 今後を見据えてAIエンジン搭載のPCが欲しい
- ストレスなくPCで作業がしたい
- きれいな画面、迫力あるサウンドで映像を楽しみたい!
- 重すぎず、それなりに画面の大きなPCがほしい
- タッチ操作できると嬉しい!
上記のような方におすすめできるパソコンです!
HP Envy x360 14-fa(AMD)の特徴
見た目から受ける印象より軽く(約1.39㎏)、14インチと丁度よいディスプレイサイズなので、持ち運びにも対応できます。
タッチディスプレイを搭載しているので、スマホやタブレットに親しんだ方には嬉しいポイント。
AIエンジンを搭載、バッテリー効率も向上?
最近CPUにもAIを搭載してるんですね・・・。
AIエンジンが内部で動くことによって、バッテリー効率や処理速度など、パフォーマンス向上に一役買っているみたいです。
ChatGPTとか、動画編集で音声からテロップを作成してくれるとか、そういった処理に強いようで、今後AIが身近になっていく時代に合った性能だとおもいます。
バッテリー持続時間は、OLEDタッチディスプレイモデルは最大10時間30分、WUXGA・IPSタッチディスプレイモデルは最大14時間30分、4時間の差をどうとらえるかといったところ。
スペック優先にするかバッテリー持ち優先にするかじっくり考える必要があるかもしれません。
タブレットモードにもなるコンバーチブルボディ
ノートブックモード、タブレットモード、テントモード、スタンドモードと4つのモードで使えるのも魅力のひとつ。
昔ガラケーの機種によっては画面をクルクルまわせる機能が付いたものがあったのを思い出しますが、状況に合わせて利用方法を変えることができるのは便利です。
タッチディスプレイなので、高性能タブレットのようにも使えるし、別売りのペンを使えば絵を描いたりもできるみたい。
廃熱口の位置も考慮されており、つくりもしっかりしている印象です。
僕自身はノートブックモードしかほぼ使いませんが、指紋が気になる場合はクリーニングクロスがあると便利。
キーボード面とディスプレイをつなぐヒンジ部分が丈夫そうなのはうれしいです。
高強度のリサイクルアルミニウムで天面耐荷重400㎏!?
本体は高強度リサイクルアルミニウムでできており、色はメテオシルバーとスタイリッシュな印象です。
intel版のみ本体カラーをメテオシルバー、ミッドナイトブルーから選択可能。ミッドナイトブルーが欲しい場合はintel版を選ぶ必要があります。
耐荷重400㎏も必要なのか?と思うかもしれませんが、満員電車やパンパンに荷物を詰めたカバンの中に入れても大丈夫なのは安心できるポイントです。
OLED(有機EL)タッチディスプレイ2.8K
選択するモデルによってディスプレイに違いがあります。
スタンダードモデルのみ 14.0インチ・WUXGA・IPSタッチディスプレイ(1920×1200)を搭載。
パフォーマンスモデル、パフォーマンスプラスモデルは 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800)を搭載。
ディスプレイが違うことによってバッテリー駆動時間にも差があり、IPSディスプレイは最大 14 時間 30 分、OLEDモデルは最大 10 時間 30 分と4時間の違い。
長時間利用できる安心感、ディスプレイの高精細さ、スペックとの兼ね合いで購入モデルに悩みそうなところです。
他に注意点を上げるとすれば、intel版、AMD版すべてモデルが光沢ディスプレイだという点。
グラフィック系やエンタメを楽しむことが多ければ光沢ディスプレイの恩恵も大きいと思いますが、非光沢と比べると目への負担は大きいかもしれません。
Amazonなどで他メーカーが非光沢フィルムも販売しているようなので、気になるのであれば合わせて購入するのもありです。
僕自身はこのブログの更新やイラスト制作をするので、光沢ディスプレイの発色の良さは好きなのですが、目の疲労感と相談しながら購入を検討しようと思います。
タイピングと打鍵感は良好
一般的なフルサイズキーボードと同じキーサイズで、キーとキーと隙間も同じだと思います。
静穏性も高く、静かなカフェで執筆作業をしても気にならないレベル。
ペチペチ、カチャカチャ打ち込むというよりは、しっかりボタンとして打ち込んでいる感覚が近く、擬音でわかりづらいかもしれないが「コトコト」という感じ。
個人的には好みの打鍵感で、2019年のMacBook Proからの乗り換えですが、キー配列は別として入力時に違和感はないです。
キーボードカバーは気になる人はこんなのがあります。
PCに角度をつけるグッズなどあると作業効率あがって良い
キーボードが打ちやすくなったり、視線が上がって楽にPC作業ができたりと便利なPCスタンド。
blueLoungeの「Kickflip」というPCスタンドを愛用してます。
最近は薄型スタイリッシュなスタンドも多いのですが、特に買い替えることもなく2017年から使い続けています。
執筆時点で2024年なのでもう7年使ってるのですが、壊れることもなく安心して使っております。おすすめ。
インターフェイスは左寄り
写真を見てもらうとわかりやすいが、HDMI、USB-A、Type-C×2が左に、USB-A、イヤホンジャックが右にと、左に寄っている印象。
充電するコードが左側固定なので、気になる人はネックかもしれない。
SDカードスロットも欲しい気もするけど、価格が上がるぐらいならUSBケーブルで対応可能なので我慢といったところでしょうか。
Envy x360にインターフェイスはありますが拡張できるハブがひとつあるとより便利です。
この商品ではないですが、UGREENのハブは見た目質感ともにスタイリッシュでお気に入り。
大き目のトラックパッドがありがたい
昔のWindows機ってマウスパッド小さいし、マウス前提の作りだった気がするのですが、めちゃくちゃ使いやすいです。
2本指で~などのジェスチャーにも対応してるので、直観的な操作もお手の物。
出先でちょっと作業するぐらいなら、マウスなしでも問題ないくらいの操作性です。
まとめと感想:HP Envy x360 14-fa(AMD)はコスパ最強かも
まだWindowsに慣れていないのもありますが、それを差し引いてもとても良いPCだと思います。
PCの起動、シャットダウンともに早く、アプリ起動も問題なし。全体的にレスポンスの良い印象が強いです。
ディスプレイの発色もよく14インチの大きさも丁度良いですが、2.8Kで表示は今のところ使っていません。
映画鑑賞やゲーム、グラフィック系の作業を行う場合は2.8K表示でいいですが、事務作業やウェブ閲覧にはディスプレイ設定を150~200%ぐらいの拡大表示をしたほうが見やすいです。
8年ほどMacユーザーでしたが、そこまで違和感を感じることなく乗り換えられました。
もしMacユーザーでWindowsへの乗り換えに悩んでいるのなら、そこまで気にしなくてもいいかも(その他Apple製品との連携や、対応ソフトウェアの縛りはありますが・・・)
今後WindowsのアップデートでiPhoneとのデータの送受信に対応するような情報も出ているので、iPhone、PCの連携が乗り換えのネックになっている人敷居が下がると思います。
久々のWindows、初めてRyzenCPUということでドキドキでしたが安心して使っていけそうです。
HP Envy x360 14-fa(AMD) はMac→Windowsの買い替えにもおすすめです。